醤油を飲め!

 とりあえず喰える材料があればメシは作れるわけだ。ところが、美味しく食べようとすると、調味料の存在を無視できない。当然、調味料なんか使わなくても美味しい食材だってあるけど、普通は調味料を使う。自分で適当に何かを作ろうとして、調味料は何を使おう?てな具合に悩んだとき、このアドバイスがきっと役に立つだろう。
醤油を飲め!
 ……と言ってもそのままガバガバ飲むわけじゃないので、そこんとこ勘違いしないよーに。
 何というか、日本人はとりあえず基本が醤油なわけだ。何はともあれ醤油。納豆喰うとき、生卵食べるとき、刺身を喰うとき……と、普通は醤油を使うモノばかり挙げたけど……実際に、ハンバーグだって醤油をかけている日本人は増えているはずなのだ。まぁ、ハンバーグの場合は醤油を直にかけているわけではないけど、言ってみれば「和風」ソースのこと。この中には醤油が入っているケースが多い。他にも味醂やら砂糖やらも入っている様子だが、とりあえずメインが醤油。つまり、和風=醤油と考えてもいいんじゃないかなと思ってしまう。
 というわけで、「炒飯作ったけど、味が薄い」何て時は迷わず醤油をぶち込もう。野菜炒めでも同様。お吸い物を作るときもとりあえず醤油を注ごう。日本人なら基本は醤油。目玉焼きにソースやマヨネーズ、少数派だがケチャップまでかける日本人もいるが、俺にしてみれば邪道。個人の好みだから構わないんだけど、俺はイヤ。
 何にしろ、日本人には醤油がなじんでいると思う。言ってみれば米同様。で、醤油を飲めっていうのは、とりあえず醤油かけてしまえば不味いことはない、ということ。何はともあれ醤油、醤油、醤油。長い目で見れば醤油飲んでいるように見えるじゃない。
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